1月14日に薬学部主催で第24回薬学講座を開催しました。これは、薬学部で学ぶ学生に薬学の「光と影」を知ってもらうことを目的とし、毎年開催しているものです。
講演1は「薬害当事者から医療従事者を目指す学生の皆さんに」と題し、大阪HIV薬害訴訟原告団の小山昇孝氏が講演を行いました。小山氏は薬害HIV訴訟の歴史や患者が受けた偏見について説明し、「学生の皆さんには命に関わる仕事であるという自覚を持ち、初心を忘れず、患者を中心にした医療従事者を目指してほしい」と訴えました。講演後の質疑応答では、学生からの「今後も薬害は起こりうると思うか」という質問に対し、小山氏は「起こる可能性があると思うが、起こった時にどのような対応をするかが大事であると考える」と答えました。
講演2はノーベルファーマ株式会社代表取締役の塩村仁氏が講師を務め、「一灯~迷ったら患者の利益を優先する~」をテーマに講演を行い、起業した経緯や領域にこだわらない希少疾病用医薬品?医療機器の開発について説明しました。塩村氏は質を追求し、規模拡大を求めないMiddle/Low Risk, Middle/Low Returnを徹底していることやこれまで開発してきた製品の詳細を解説しました。また、これまでの経験をもとに、リーダーに必要な要素にも触れ、講演後の質疑応答では、学生から「利益」の捉え方や社員への周知方法など多くの質問がありました。
会場の様子
講演1で講師を務めた小山氏
講演2で講師を務めた塩村氏
(2026年1月16日)




